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企業が“ブランドTLD”を申請するのに必要な「Trademark Clearinghouse」への商標登録を代行、JPRSが「TMCH Agent」に
2026年5月12日 06:50
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は5月11日、「Trademark Clearinghouse(TMCH)」への商標登録申請を代行する「TMCH Agent」になったと発表した。
TMCHは、ドメイン名やIPアドレスの割り当て管理などを行う非営利組織のICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)によって導入された商標保護の仕組み。企業・団体などが新たな文字列のgTLD(generic Top Level Domain)を創設できる「新gTLDプログラム」の実施に伴って導入され、2013年より提供されている。
商標権者が自身の商標をTMCHのデータベースに事前登録しておくことで、登録した商標と同じ文字列のドメイン名の優先的な登録や、第三者により同じ文字列のドメイン名が登録されたことの通知の受領といったサービスを受けることができる。
また、企業が自社名やブランド名の文字列を新gTLDとして取得するには、その文字列に該当する商標をTMCHに事前登録しておくことが必須条件となっている。
このTMCHへの商標登録や更新などの管理業務を代行する事業者が、TMCH Agentだ。
新gTLDプログラムについては4月30日より、14年ぶりとなる申請受付(2026年ラウンド)が始まっている。これに向けてJPRSではすでに1月より、自社名やブランド名の新gTLDを取得する企業向けに、申請段階の各種業務や運用開始後のシステム運用の代行までを行う「ブランドTLD総合サービス」を開始していた。
今回、JPRSがTMCH Agentになったことで、企業のブランドTLD取得をより広範に支援できるようになったとしている。
なお、TMCH Agent Networkに掲載されている日本国内の事業者としては、JPRSと同じく新gTLDの申請支援サービスなどを手掛ける株式会社インターリンクやGMOブランドセキュリティ株式会社、知的財産権に関するコンサルティング事業を展開する株式会社マークアイなどがある。

