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DMM.comをかたるSMSで有料動画の未払い料金を請求、悪質業者に注意〜消費者庁

 消費者庁は18日、株式会社DMM.comをかたる事業者から「有料動画の未払い料金を請求された」という旨の相談が複数あったとして、注意喚起を行った。

 相談は、発信者名が「DMM」と表示された相手から、「有料動画の閲覧履歴があり、登録解除をその日のうちにA社に連絡しないと身辺調査及び強制執行の法的措置に移行する」と記載されたSMSを受け取ったというもの。同様の相談が、各地の消費者センターに寄せられているという。

 SMSを見て不安を感じた消費者がA社に連絡すると、A社は大手通販サイトのギフトカードをコンビニエンスストアで購入し、カード番号を伝えるよう指定してきたという。

 金額は、消費者庁が公開した事例によると12万円〜40万円ほど。中には、要求通り支払った後に、存在しない“電子事業協会の担当者”と名乗る者から「別の有料動画サイトにもあなたの閲覧履歴があり、ブラックリストに名前が掲載されている。4つのサイトに登録されていて合計212万円の延滞金が発生している」といった、追加での支払いを催促された事例もある。

 DMM.comでは、消費者が自社のDVDや動画配信サービスを購入する際は、前払い方式が原則であり、事前に支払い手続きを完了していなければ商品を受け取ることはできず、同社から消費者にSMSを送信することもないとしている。また、消費者庁では、事業者が消費者にギフトカードの購入を指示し、カード番号などを写真に撮ってメールするよう依頼するのは詐欺の手口だとして注意を喚起している。

実際にあった相談事例

(山川 晶之)