Shareで入手のアニメを無断上映、ネットカフェ店長を逮捕


押収物の写真

 千葉県警生活経済課サイバー犯罪対策室と市川署は9日、権利者に無許諾でアニメーションを上映していたとして、1月26日に家宅捜索を受けていたインターネットカフェ「まんがランド本八幡店」の店長男性(37歳)を著作権法違反(上映権の侵害)の疑いで逮捕した。同日、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が明らかにした。

 ACCSによれば、男性はファイル共有ソフト「Share」「Perfect Dark」などで入手したアニメ3作品を店内のサーバーから利用者が閲覧できる状態にし、著作権を侵害した疑いが持たれている。家宅捜索時の容疑は、「機動戦士ガンダム 」「メジャー MAJOR・第1シリーズ」「ドラゴンボール」のそれぞれ第1話を、1月13日~15日頃までの間3回にわたり、客2人に対してPCを通じて上映したというもの。2009年12月に千葉県警に対して情報提供があり、市川署員が事実を確認した上で、ACCSを通じて著作権者に連絡された。

 「まんがランド本八幡店」の店舗ほか3カ所に対する家宅捜索では、PC3台、サーバー7台、ハードディスク26台などが押収されている。


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(三柳 英樹)

2010/2/9 18:04