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ARグラス「XREAL One」を“6DoF”に拡張、撮影機能も備える専用アクセサリー「XREAL Eye」発売

 XREALは5月14日、ARグラス「XREAL One」の専用アクセサリーとして、「XREAL Eye」を発売した。公式直販サイト「XREAL Shop」での販売価格は1万3980円。

 XREAL Oneは、2025年1月発売のARグラス。空間上にPCなどの画面を表示して、動画再生や各種作業が行える製品で、グラス単体で「3DoF」に対応する。DoF(Degree of Freedom)とはVRなどにおける対応可能な動きの自由度(パラメーターの数)を表し、3DoFでは頭の三次元空間における(X軸、Y軸、Z軸の3軸の)回転に対応して、ARで空間上に表示した画面を固定したり、追従させたりできる。

 XREAL Eyeは、XREAL Oneに装着することで「6DoF」対応に拡張する。これにより、空間上に表示する画面に三次元空間における距離の概念が加わり、遠くに動画再生画面を配置して手元の画面で作業をする、といった使い方が可能になる。

 また、XREAL Oneのマルチファンクションボタンがシャッターボタンに変わり、押すことで静止画、長押しすることで動画を撮影できる。最大2016×1512ピクセル、30/60fpsの静止画または動画を、本体のメモリ(容量2GB)に保存可能。USB Type-Cポートを備え、PCなどに接続してデータを転送できる。

 本体サイズは12×8×15mmで、重量は1.15g。