新型プリウスのリコール、「ストリートビュー」撮影に影響は？

「ストリートビュー」撮影用車両（写真は、2009年5月、日本の事情に合わせてカメラ位置を40cm下げる変更を行った際に公表されたもの）

　トヨタ・新型プリウスなど世界で約43万台が対象になるというリコールが発表されたが、プリウスといえば、「Google マップ」の「ストリートビュー」の撮影車両として採用されていることが知られている。

　グーグルによると、「ストリートビュー」の撮影車両として導入しているプリウスは今回のリコール対象ではないため、特に影響はないという。また、撮影にあたっては安全走行を第一に考えており、車両に不備がないようメンテナンスも頻繁に行っているとした。

　「ストリートビュー」の撮影には、プリウスなどのほか、自動車が進入できない場所を撮影するための3輪自転車も使われている。さらに直近では、バンクーバー五輪の競技会場であるウィスラー山の撮影のために、撮影用スノーモービルを開発・投入したことも明らかにされた。

「ストリートビュー」撮影用3輪自転車	「ストリートビュー」撮影用スノーモービル