マカフィー、ePOで統合管理できる暗号化USBメモリ「Encrypted USB」


 マカフィー株式会社は3月4日、セキュリティ機能を備えた暗号化USBメモリー「Encrypted USB」を発表した。3月15日より提供を開始する。

  Encrypted USBは、暗号化機能を備えたUSBメモリー。デバイス上にコピー、移動された情報を暗号化し、認証済みのユーザーのみでデータの読み込みを可能にする。セキュリティマネジメントコンソール「McAfee ePolicy Orchestrator(ePO)」で統合管理し、利用状況の監視、レポーティングすることも可能。

 暗号化方式にはAES/256ビットを採用。米国政府が定める基準「FIPS-140-2」に対応する。デバイス内にアンチウイルスエンジンも組み込んでおり、Encrypted USBが感染したとしても除去するため、ウイルスの拡散を防げる。

 容量は1GB、2GB、4GB、8GBの4種類。価格はそれぞれ1万290円、1万5750円、2万790円、3万6750円。アンチウイルスの更新などは無償。マカフィーでは、デバイス管理ソフト「McAfee Device Control」、エンドポイント暗号化ソフト「McAfee Endpoint Encryption」などと組み合わせ、リムーバブルメディアを管理する統合ソリューションとして提供していく。


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(川島 弘之)

2010/3/4 14:22