やじうまWatch

「Echo Show」、ユーザーの知らないところでギガ単位のデータ通信

 全く使用していないAmazonのスマートスピーカー「Echo Show」が1日に数GBのデータ通信を行っていたとの報告がユーザーから寄せられ、物議を醸している。

 これはあるユーザーが、所有する2台のEcho Showが、わずか1日でそれぞれ2.67GB、1.36GBものデータをクラウドとやり取りしていることを、ルーターの管理画面上で発見したというもの。同ユーザーは考えうる原因として「バグ」「何らかの大きなアップデート」「キャッシュされた動画コンテンツ」を挙げているほか、この投稿を見た人からは、通常の音声コマンドと連動してバックグラウンドの音をアップしている説、対応デバイスの居場所を追跡する新機能「Amazon Sidewalk」のせいであるとする説など、さまざまな説が乱れ飛んでいる。これら2台は最近は全く使用されていなかったとのことで、ユーザーの操作が原因である可能性は低く、同様の事例が他のEcho Showでも起こっている可能性もある。この件を取り上げた「Tom's Hardware」は「プライバシーとデータ使用量の両方のリスクを負うのが難しければ、Echoの電源プラグを抜いて、Echoが一切盗聴されないようにすることもできます」と、そもそも電源を入れないことを、ユーザーに対して推奨している。