MSや楽天など、ネット安全利用の学生伝道師募集、報酬30万円


 マイクロソフトや楽天など5社で構成する「インターネット安全けいびたい実行委員会(ISG実行委員会)」は29日、インターネットの安全利用を伝えるための学生プロジェクトを開始した。全国の学生を対象に、参加者4名(チームも可)を5月9日まで募集する。活動期間は6月6日まで。参加報酬は30万円。

 参加者はまず、マイクロソフトが5月22日に開催する「インターネットのセキュリティ対策」に関する講座を受講し、そこで学んだことを友人や家族に教える必要がある。その後、セキュリティ対策について教えた内容や感想などをA4用紙2枚程度のレポートにまとめて提出する。レポートは、ISG実行委員会のサイトで公開する。

 参加資格は2010年4月時点で18歳以上であり、大学院、大学、短期大学、各種専門学校、高等専門学校などに在籍している学生。また、個人でWindows 7/Vista/XPのいずれかのOSを搭載するPCを保有し、インターネットに接続可能な環境を準備できる人が対象となる。現在、ISG実行委員会のサイトで参加者を募集している。

 ISG実行委員会の運営企業はマイクロソフトと楽天のほか、ゲッティコミュニケーションズ、デジット、ラフデッサンの5社。


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(増田 覚)

2010/3/30 18:26