日本大学、個人情報1万件以上を含む内部情報がShareで流出
日本大学は26日、少なくとも個人情報1万3704件を含む同大学の内部情報がファイル共有ソフト「Share」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。同大学職員が、「業務処理のため、自宅に業務上のデータを持ち帰り、インターネットに接続したことにより、ファイル共有ソフトに関わるウイルスを介して、本学の内部情報がインターネット上に流出した」ことが原因としている。
流出した情報としては、職員や学生ら関係者が過去に起こした不祥事と対処の記録などが含まれていると見られるが、日本大学は「職員に事情聴取中」としており、具体的な内容については詳細が分かり次第公表するという。
今回の情報流出について日本大学は、「極めて遺憾。関係者には多大なる迷惑をおかけしたことを深くお詫びする」とコメント。今後は再発防止のため、内部情報の管理に万全な対策をするとともに、特別調査委員会などを設置するとしている。
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(増田 覚)
2010/4/27 13:33
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