VPSサービス「カゴヤ・クラウド/VPS」ベータ版を先着200人に無償提供


 カゴヤ・ジャパン株式会社は8日、2011年2月にサービス開始を予定しているクラウドサービス「カゴヤ・クラウド/VPS」について、先着200人にベータ版の無償提供を開始した。

 「カゴヤ・クラウド/VPS」は、仮想化技術「OpenVZ」を利用したroot権限付き仮想専用サーバーサービス。QuadCore×2(16スレッド)のCPUと128GBのメモリーを搭載したハイパフォーマンスサーバーを使用し、各ホストマシンは1Gbps回線を専有。ニーズに応じて柔軟なシステム運用が可能な仮想専用サーバーを提供する。

 正式版サービスでは、1時間あたりの利用料金は2円~、月額固定料金は900円~を予定。サーバーを停止することなく、CPUやメモリー、ディスク容量などのリソースの増減が可能で、仮想サーバーから物理サーバー(KAGOYA専用サーバーFLEX)への移行にも対応する。

 カゴヤ・ジャパンでは、正式サービス提供に先立って、ベータ版サービスを先着200人に無償提供する。ベータ版を利用の上、アンケートに回答することが条件。ウェブサイトから申し込みを受け付けており、受け付け期間は12月31日まで。ベータ版のサービス提供期間は2011年1月31日まで。

 ベータ版のサーバースペックは、OSがCentOS 5.5、メモリーが512MB~最大1GB、ディスク容量が50GB。root権限ありで、IPSやウイルスチェックも標準装備するが、正規版とは異なりリソースの増強と物理サーバーへの移行には対応しない。


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(三柳 英樹)

2010/11/9 06:00