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ユーザ数4000万突破のBluesky、「よくないね」ボタンのテストを予告。その真意とは

 Blueskyが「よくないね」ボタンの導入テストを行うことを予告している。

 先日、ユーザー数が4000万を突破したBluesky。同時期に登場したThreadsのアクティブユーザー数の1.5億と比べると控えめだが、それでも着実にユーザーは増加傾向にあり、コミュニティの雰囲気のよさについては評価も高い。そんなBlueskyで、このたび「よくないね(dislike)」ボタンの導入テストを行うことが明らかになった。ここ10年余りでSNSやブログなど、ユーザー参加型のサービスから軒並み姿を消した低評価ボタンだが、今回は低評価を押された数を明示するのではなく「ユーザーがどのような投稿を非表示にしたいかをシステムが理解するのに役立つ」としており、他のSNSで言うところの「興味がありません」ボタンに近い役割を備えているようだ。

 このほか、返信を作成する前に投稿単体ではなくスレッド全体を表示することで、返信の重複を減らす機能や、明らかに話題から逸れた返信の表示順位を下げる機能の導入テストも予定されており、かなり活発に実験が行われるようだ。

 同社はこれらの取り組みについて、「最初から全てがうまくいくとは限りません」とし、「より健全なソーシャルメディアを構築するには、皆様からのフィードバックに支えられた継続的な実験が必要です」「今後数カ月にわたり、これらのシステムの改良を続け、Blueskyの体験への影響を測定していきます」とコメントしている。