Appleが「OpenJDK」に参加、Mac用Javaは次期バージョンからOracleが提供
米Oracleと米Appleは12日、「OpenJDK project for Mac OS X」を発表した。AppleはJavaのオープンソース実装を開発しているOpenJDKコミュニティーに参加し、Mac OS XにJava SE 7を実装するために必要な主要コンポーネントなどを提供する。
Mac用のJavaについてはこれまでAppleが開発・提供を行ってきたが、Java SE 7以降のMac用JavaはOracleが提供することを発表。一方、現行のJava SE 6については、Mac OS X Snow Leopard(10.6)および次期リリースのMac OS X Lion用に今後もAppleが提供していくとしている。
Oracleで開発担当シニアバイスプレジントを務めるハサン・ラズビ氏は、「Javaのデベロッパーコミュニティーは、最先端のJava環境を今後も安心してMac OS Xで使い続けることができる。先月にはIBMもOpenJDKへの参加を発表するなど、OpenJDKは今やソフトウェア業界の3強が支持するプロジェクトとなっている」とコメントしている。
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(三柳 英樹)
2010/11/15 16:42
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