ラック、デジタル情報の取り扱い作法などまとめた「情報管理 八策」提言


 株式会社ラックは17日、デジタル化された情報の取り扱い作法などを提言する「情報管理 八策」の案を公表した。

 ラックでは、情報の外部流出事件などが相次いでいることについて、デジタル情報の取り扱いなどに関する作法などをよく知らずに情報を扱っているためと説明。万国に通用する施策の実施が不可欠だとして、情報管理のあり方の原点を見つめ直し、「情報管理 八策」を提言することにしたという。

 「情報は、その機密度や配布先、閲覧可能場所などは最初に決定すべきであり、途中で変更することは出来ないという心構えで望む事。」「電子化された情報に接する全ての者は、その特徴や取扱い作法について常に最新の知識を取得し、取り扱うリスクを知っておく事。」など、その名の通り8項目の施策を提示している。

 ラックでは、案について広く意見を求め、改訂していくという。意見募集期間は12月3日まで。


関連情報

(永沢 茂)

2010/11/18 06:00