Windows Azure活用の電子書籍クラウドサービス「J！BOOK」

　日本デジタルオフィス株式会社は26日、マイクロソフト株式会社の「Windows Azure Platform」を基盤とした電子書籍クラウドサービス「J！BOOK（Join！the BOOK）」を発表した。

　PDFファイルをWindows Azureに登録するだけで、PCやスマートフォンで閲覧可能な電子書籍を作成できるサービス。電子書籍を閲覧中にコメントをTwitterに書き込んだり、音声・写真・付せんを投稿するなど、ユーザー参加型の機能も組み込める。

　また、電子書籍の閲覧ログ分析を通じて、読者ニーズの把握や広告効果の測定も行えるなど、電子書籍を出版する企業や、電子書籍上で広告・プロモーションを展開する企業のマーケティング活動をサポートするという。

　電子書籍の作成を含む「J！BOOK総合サービス」は12月24日にスタートし、月額8万円～。電子書籍の閲覧ログ分析が可能な「J！BOOK分析サービス」は11月26日にスタートし、月額3万円～。

　日本デジタルオフィスは、今後1年間で「J！BOOK」関連製品を600社に導入することを目指すとともに、2011年4月には欧米各国でのパッケージ販売およびクラウドサービスの提供を開始する。

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