「Googleドキュメント」に、ワープロ風のページ表示機能が追加


Googleドキュメントの表示例

 Googleは12日、「Googleドキュメント」で文書をページ単位で表示する「ページネーション機能」を追加したことを公表した。

 ページネーション機能を利用すると、文書がワープロソフトのようにページ単位で区切られて表示される。ユーザーが手動で改ページを挿入することもでき、各ページの上部と下部にはヘッダーとフッターの設定も可能となった。

 ページネーション機能は日本語版でも有効となっており、Googleドキュメントの表示メニューから「ドキュメントビュー」→「Paginated」を選択するとページ単位での表示になる。同じメニュー項目で「Compact」を選択すると従来の表示に切り替わる。

 また、Googleドキュメントの文書を印刷する場合、これまではいったんPDFに変換してから印刷していたが、Google Chromeから利用している場合には直接印刷が可能となった。Googleでは、この機能はウェブ標準(CSS3のPaged Mediaモジュール)で実現しているため、他のブラウザーでも同じウェブ標準を実装すれば、同様に直接印刷が可能になるとしている。


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(三柳 英樹)

2011/4/13 15:54