Facebook、人生を1ページに集約できる「タイムライン」機能公開


 米Facebookは15日、「タイムライン」機能を全世界で公開した。自分の基本データに加えて、写真やチェックインした場所、近況の投稿など、これまでのFacebook上での活動を1つのページに集約し、ユーザーが自由に構成できる。

 まずは、事前にタイムライン機能の利用を希望するウェイティングリストに登録していたユーザーから順次利用できるようになるという。また、ウェイティングリストに未登録でも、専用ページで申し込めばすぐに利用できる。

 利用し始めたユーザーには、過去の投稿内容を整理するために7日間が与えられ、「今すぐ公開」ボタンを押せば、期間中の好きなタイミングで公開できる。公開設定を行わなくても、7日後には自動的にタイムラインが公開される。

「タイムライン」の画面

 タイムライン上で表示されるコンテンツは、ワンクリックでハイライトしたり、非表示にすることが可能。コンテンツの公開範囲を変更したり、非表示にするツール「アクティビティログ」も用意。同ツールではアプリからの投稿、写真、チェックインした場所など、投稿の種類ごとにソートできるため、公開範囲が変更しやすくなっている。

 タイムラインは、従来のプロフィールを閲覧できた友達であれば誰でも閲覧可能。タイムラインが特定の友達にどのように表示されるかについては、タイムライン上部の設定からプレビューを選択すれば確認できる。

 タイムラインは、2011年9月に米国で行われたFacebookの開発者向けカンファレンス「F8」で発表され、アプリ開発者向けに提供していた。その後、ニュージーランドでのローンチを経て、15日より全世界で利用可能となった。


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(増田 覚)

2011/12/16 00:53