スマホが郵便ポストになるサービス「LiveCard」、デジタルポストが提供開始
デジタルポスト株式会社は26日、スマートフォンなどのモバイル端末から絵はがきを郵送できるサービス「LiveCard」を開始した。まずはiPhone、Windows 7/Vista/XP、Mac OS X 10.6以降に対応。近日中にAndroidにも対応する。
スマートフォンで撮影した写真を使い、LiveCardアプリで絵はがきにデザインして文章を入力。電話帳から相手の住所を検索して発注すると、デジタルポストのデータセンターで上質のカード用紙に印刷されて日本郵便を通じて配達される仕組み。料金は国内宛1通120円。
対応端末があれば、旅行先の海外を含むどこからでも日本国内の相手に郵送できるのが特徴。例えば、走る新幹線の車内から富士山を撮影し、「今、富士山が見えました」などと書いた絵はがきをその場で作成して“投かん”することが可能になるわけだ。デジタルポストでは、「全員が、ポストを持ち歩くことになる」とアピールしている。ユーザー自身で撮影した写真のほか、デジタルポスト側で用意した写真をデザインした目的別のテンプレートも使える。
今回のデジタル郵便事業は、Oakキャピタル株式会社が企画・立案。株式会社フライトシステムコンサルティング、株式会社ソフトフロント、東京リスマチック株式会社、株式会社日立システムズの合弁会社であるデジタルポストを中核とし、郵便事業株式会社などの協力により実現したという。
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(永沢 茂)
2011/12/26 17:36
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