CentOS 6.3が公開、Red Hat Enterprise Linux 6.3リリース後20日間で追随
米国時間9日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)との高い互換性を目指して開発されているLinuxディストリビューション「CentOS」の新版、「同 6.3」がリリースされた。RHELの最新版「RHEL 6.3」が6月21日に提供開始されてから、わずか20日間でリリースにこぎ着けた。
CentOSは、RHELクローンの中でもっとも広く利用されているLinuxディストリビューション。前バージョンの「CentOS 6.2」はRHEL 6.2の提供から約2週間で提供されていたが、今回も早い時期での公開となった。CentOS 6.0ではRHELの提供後約8カ月、CentOS 6.1では約7カ月と、公開までに長い時間がかかっていた時期もあったが、直近の2回は迅速な追随を行っている。
なお、公開されているのはi386版とx86_64版で、Webサイトからダウンロードできる。
関連情報
(石井 一志)
2012/7/10 18:34
-ページの先頭へ-