Facebookが上場後初の四半期決算、売上は前年比32%増の11億8400万ドル


 米Facebookは26日、上場後初となる四半期決算を発表した。2012年度第2四半期(4月~6月)の売上高は11億8400万ドルで、前年同期比32%増。売上の84%(9億9200万ドル)を広告収入が占めている。

 一方で、社員に報酬として支給した株式の費用を計上したことから経費が増大し、会計原則(GAAP)ベースの営業損失は7億4300万ドル、当期純損失は1億5700万ドルの赤字となった。非GAAPベースでは営業利益が5億1500万ドル、当期純利益が2億9500万ドル。

 マーク・ザッカーバーグCEOは、「我々の目標はすべての人々が常につながり、ユーザーが使うすべての製品で素晴らしいソーシャル体験をすることだ。そのために、モバイル、プラットフォーム、ソーシャル広告の分野に最優先で投資している」とコメントした。

 Facebookの6月末時点での月間アクティブユーザー数は9億5500万人で、前年比で29%増加。モバイルの月間アクティブユーザー数は5億4300万人で、前年比67%の増加となっている。


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(三柳 英樹)

2012/7/27 18:15