iOS 6に対応した「iTunes 10.7」公開、WebKitの多数の脆弱性修正も


 米Appleは12日、コンテンツ管理ソフトの最新バージョン「iTunes 10.7」を公開した。Windows 7/Vista/XP(SP2以降)とMac OS X 10.6.8以降に対応する。

 このバージョンでは、iPhone/iPad/iPod touch向けOSの最新バージョンである「iOS 6」に対応したほか、iPod nanoの最新モデルにも対応したという。

 脆弱性の修正が含まれることも公表されている。WebKitに存在するメモリ破壊の問題に起因するもので、悪意のあるウェブサイトを訪問した際にiTunesが予期せずに終了したり、任意のコードを実行される可能性があるという。今回、Windows版において、メモリ処理の改善によりこの脆弱性が修正された。なお、このWebKitの脆弱性は、CVE番号ベースで163件ある。


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(永沢 茂)

2012/9/13 14:20