名刺管理アプリ「Eight」がスキャナーに対応、名刺の一括登録が可能に


 三三株式会社は25日、同社が提供する名刺管理アプリ「Eight」において、スキャナーを利用して名刺を登録できるソフト「Eight Scan」のベータ版を公開した。専用サイトから無料でダウンロード可能。

 Eight Scanで登録した名刺はスマートフォンから撮影した名刺と同様、オペレーターの手入力によってデータ化され、EightのiPhoneアプリとPC版からアクセスできる。正式版に移行した際に有料化するかどうかは決まっておらず、正式版の移行時期も未定という。

 Eightで名刺を登録するにはこれまで、iPhoneのカメラで名刺を1枚ずつ撮影する必要があった。今回スキャナーに対応したことで、名刺の登録にかかる手間と時間が大幅に削減されることになる。

 現時点でEight Scanは、PFU製のスキャナー「ScanSnap S1500/S510」で動作確認済み。Windows用ドライバー「ScanSnap Manager V5.1以降」、Mac用ドライバー「ScanSnap Manager V3.2」をサポートする。対応OSはWindows 7/Vista/XP SP2およびMac OS X 10.6以降。

 三三によれば、無料の名刺管理アプリでスキャナーに対応したアプリは「世界初」。今後は、ユーザーの反響次第でScanSnap以外のスキャナーをサポートすることも検討する。近日中にはEightのAndroidアプリを公開する予定だ。


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(増田 覚)

2012/9/25 11:00