ソースネクスト、スマホのフリック入力を鍛えるアプリ「特打フリック」


 ソースネクスト株式会社は1日、入力練習ソフト「特打」のスマートフォンアプリ版「特打フリック」の提供を発表した。まずは同日より「auスマートパス」で配信を開始した。Android 2.2以上に対応する。

 その後、パッケージ版など他のチャネルでも350円で発売する。配信開始日は、Google Play版が10月、iOS版が11月の予定。

 特打は、ゲーム感覚でタイピングを習得できるソフト。ソースネクストが以前より販売している主力ソフト製品でもあり、PC版シリーズは累計販売本数が630万本を突破したという。

 今回、「Android厳選アプリシリーズ」の1つとして、スマートフォンへのフリック操作による文字入力を射撃ゲーム感覚で習得できるAndroidアプリ版を提供開始したかたちだ。

特打フリック (C) SOURCENEXT CORPORATION

 特打フリックでは、初心者が基本を一からマスターする「基礎射撃」、ブロックをフリックで消して遊ぶ「早撃ち」、メールなどで使用頻度の高い単語を練習する「実践射撃」の3ゲームを収録する。

 基礎射撃では、フリック先のキー配列をすべて表示するのではなく、入力すべき文字だけをキー配列上に表示し、どの文字がどのキーに位置するか直感的に理解させるという。長押しで表示されるサブキーなども非表示とすることで、見てフリックするのではなく、方向だけを徹底的に覚えられるとしている。

 実践射撃では、3カ月ごとに時事用語や季節用語を入れ替え、タイムリーな用語も早く正確にフリック入力できるように配慮した。

 ソースネクストによれば、「特打メソッド」により、ユーザーの入力の癖や実力を分析し、負荷がかかりすぎない範囲で自動的に難易度を上げる仕組みだとしている。

 Android厳選アプリシリーズとしてはこのほか、はがき作成ソフト「筆王」とスキャン・OCRソフト「超スキャン」も発表された。特打フリックと同じく、10月1日よりauスマートパスで配信を開始。追ってパッケージ版などを投入する。筆王はAndroid 2.2/2.3/4.0、超スキャンはAndroid 2.2~4.0に対応する。単体販売価格はそれぞれ1980円。


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(永沢 茂)

2012/10/1 17:04