人気ニュースリーダーアプリ「Flipboard」がAndroidタブレットに対応

　米Flipboardは20日、同社のニュースリーダーアプリ「Flipboard」が、7インチ以上のAndroidタブレットにも対応したことを発表した。

　新バージョンは、Google Playストアから無料ダウンロードできる。また、サムスン製タブレットユーザーは今後ソフトウェアアップデートで入手可能になる。

　これまでのAndroid版はスマートフォンにのみ対応しており、大きめのタブレットで利用した場合には、拡大表示するしかなかったが、新バージョンでは、7インチ以上の広い画面を最大限利用し、さまざまな画面サイズやアスペクト比で最適化表示される。

　なお、現バージョンを使用していて、タブレットでもこれまでの画面を使用し続けたい場合は、設定メニューの「アプリケーションモード」から旧バージョンに切り換えることができる。

　Flipboardは2010年に米国で公開され、「ソーシャルマガジン」と称している。スタイリッシュな画面デザインで、情報収集できる「電子雑誌のようなアプリ」として人気を博した。提供開始からしばらくはiPad版のみが提供されていたことからiPadのキラーアプリとして注目され、2010年には米Apple社の「iPad App of the Year」にも選ばれた。その後、iPhone/iPod touch、Android版も順次提供を開始した。

　今年5月には日本語にも対応し、9月には日本語コンテンツをさらに追加した。また、TwitterやGoogleリーダーの読み込みが可能なことから、スタイリッシュな情報収集アプリとしても人気を集めている。