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「OpenStack Day Tokyo 2013」3月12日開催、日本初の専門カンファレンス

 クラウド関連企業など17社・団体が参加する日本OpenStackユーザ会(JOSUG)は、日本で初めてとなるOpenStack専門カンファレンス「OpenStack Day Tokyo 2013」を3月12日に開催すると発表した。会場は東京・秋葉原コンベンションホール。参加費は無料。同カンファレンスのウェブサイトにおいて3月1日17時まで参加申し込みを受け付ける(定員になり次第締め切り)。

 OpenStackは、クラウド基盤を構築するオープンソースソフトウェア。柔軟なモジュール設計、スケーラビリティ、互換性などの特徴が評価され、すでに世界中の多くのサービスがクラウド基盤として利用している。しかし日本国内ではいくつかの企業がOpenStackのサポートを表明しているものの、普及の面では欧米諸国や他のアジア諸国の後塵を拝しているという。

 そこでOpenStack Day Tokyo 2013では、クラウドサービス提供者や技術者、経営者層、ビジネスユーザーなどに向けて、すでに実用段階に入ったOpenStackの最新情報を提供し、そのメリットなどを訴える。OpenStackプロジェクト共同創始者の1人であるマーク・コリアー氏が基調講演を行うのをはじめ、国内外20以上の企業・団体が協賛・後援し、OpenStackの活用事例や運用ノウハウ、各社の最新ソリューションを紹介する。総務省と経済産業省も後援する。

(永沢 茂)