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ヤフー、社内ベンチャー制度「スター育成プログラム」を開始

 ヤフー株式会社は9日、スタートアップ企業への投資・育成を手がけるMOVIDA JAPANと共同で、社内ベンチャー制度「スター育成プログラム」を開始すると発表した。

 「スター育成プログラム」は、企業内起業家を育成するための取り組み。社員個人もしくは有志の社員チームが、現在の業務から完全に離れて新しいアイデアやビジネスプランに取り組むことができ、ヤフーに籍を置きながら起業にもチャレンジできる。選抜されたチームは、インキュベーションオフィス「The Startup DOJO」でスタートアップ企業と同じ環境のもとでサービスの開発を行う。

 プログラムの第1期チームは、8月に開催するヤフー社内の開発イベント「Hack Day」で選抜し、9月1日よりプログラムを開始。2014年2月に開催を予定している「Open Hack Day」では、一般からも応募できるようにする予定。

 ヤフーとMOVIDA JAPANでは、「世の中に大きなインパクトを与えるサービス」を創り出すスタートアップを支援する共通の目的においてタッグを組み、若年層や次世代の若者たちがチャレンジしていける社会環境になるべく、日本的なシリコンバレー型エコシステムが浸透していくよう協働していくとしている。

(三柳 英樹)