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センチュリー、USB接続の外付けHDDをWi-Fi化する「USB HDD活かしてWi-Fi」

 株式会社センチュリーは7月19日、USB 2.0接続の外付HDDをWi-Fi化するアダプター「USB HDD活してWi-Fi USBストレージ to WI-FI変換アダプター(CWFN-U2)」を発売した。

 「USB HDD活かしてWi-Fi」を利用することで、通常はパソコンと1対1の接続でしか利用できないUSB接続の外付けHDDやUSBメモリーをWi-Fi化し、スマートフォンやタブレット、パソコン、PS3をはじめとしたDLNA対応機器の各デバイスからアクセス可能になる。最大5台までの同時接続が可能。なお、「USB HDD活かしてWi-Fi」を使用する際には、本体上部のUSB端子からの電源供給が必要となる。

 無線LANは、IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯)に対応、最大転送速度は150Mbps。セキュリティはWEP/WPA/WPA2に対応する。本体サイズは42×13×88mm(突起部、アンテナ含まず)、重量は45g。

 「USB HDD活かしてWi-Fi」に接続したHDDは、パソコンからはネットワークドライブとして見え、スマートフォンやタブレットからは無料の専用アプリ「Ikasu File Manager」を使うことでファイルにアクセスできる。アプリ上で外付けHDD内の動画や音楽を再生したり、画像やドキュメントを表示できる。

 USBドライブは、多段HDDケース、USBメモリーなど最大6台までのドライブを個別に認識させることができる。USBハブを使用してシングルHDDケースを6台接続することも可能。「NTFS」「FAT32」「HFS+」フォーマットに対応する。

 また、接続したままでもインターネットアクセスが可能なAPクライアントモードを搭載。「USB HDD活かしてWi-Fi」を経由して無線LANルーターに接続できるので、Wi-Fiのアクセスポイントを切り替えることなく、そのままインターネットにも接続できる。

(工藤 ひろえ)