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ソーシャルゲーム協会、GREE・Ameba・Mobageに「お墨付き」

 一般社団法人ソーシャルゲーム協会(JASGA)は25日、同協会が定めた「ソーシャルゲームプラットフォーム運営体制に関する基準」(運営体制基準)を遵守する体制を構築しているとして、グリーとサイバーエージェント、ディー・エヌ・エー(DeNA)の3社が手がける4つのゲームプラットフォームを認定した。

 JASGAは1月、ユーザーが安心して利用できるソーシャルゲーム環境を整備するために構築すべき運営体制基準を発表。この基準には、いわゆる「コンプガチャ」と呼ばれるアイテム販売手法や、ゲーム上のキャラクターやアイテムなどを現実の通過で売買する「リアルマネートレード」を禁止するガイドラインなどが盛り込まれている。

 JASGAは4月以降、一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)の協力を得て、運営体制基準に基づく審査を開始。その結果、グリーの「GREE」、サイバーエージェントの「Ameba」、DeNAの「Mobage」および「Yahoo! Mobage」の4つのプラットフォームが、運営体制基準を順守する体制を構築していると認定した。

 JASGAによれば、今回は認定した大手3社を試験的に先行して審査したといい、今後は他のプラットフォーム事業者からの審査への申込みを募っていく。

(増田 覚)