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Android版「ウイルスバスター」最新版発売、不正アプリをクラウドでスキャン
(2013/9/19 18:53)
トレンドマイクロ株式会社は19日、Androidスマートフォン/タブレット用セキュリティアプリ「ウイルスバスター モバイル」の最新版を発表した。同日よりレンドマイクロ・オンラインショップでの先行販売を開始し、10月3日からは店頭販売も行う。対応OSは、Android 2.2/2.3/3.0/3.1/3.2/4.0/4.1/4.2/4.3。価格は、ダウンロード版/パッケージ版ともに1年版が2980円、3年版が5480円。
最新版では、不正アプリのクラウドスキャンに対応した。これまでローカルに置いていたパターンファイルの約9割をクラウド上に移行し、端末には最小限のパターンファイルのみを保管。クラウドとローカルで連携するハイブリッド方式とすることで、軽快さを実現したとしている。なお、パターンファイルのクラウド移行は10月に実施する。
「トレンドマイクロ プライバシースキャナー」アプリとも連携。Facebookのプライバシー関連設定をチェックし、プライバシー保護の観点から推奨される設定をアドバイスしてくれる。設定変更も同アプリ上から行える。
なお、トレンドマイクロ プライバシースキャナーは無料アプリとしてGoogle Playで19日より公開するもので、ウイルスバスター モバイルを利用していなくても利用可能だ。
スマートフォンの盗難/紛失時の電話サポートサービスをセットにした「ウイルスバスター モバイル + おまかせ!スマホお探しサポート」もラインナップする。価格は、1年版が3980円、2年版が6980円。
オペレーターが365日(9時30分~21時)対応し、リモートでスマートフォンを探索する。ネットワークにつながっている時に限り、バッテリー残量が15%/10%/5%時点での位置情報を自動的に把握しているとし、バッテリーが切れても端末の場所を探索するという。また、ユーザーの要望に応じて端末内のデータのバックアップ(「トレンドマイクロ セーフバックアップ」を利用している場合)やデータの消去にも対応する。