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エレコム、「11ac Draft」準拠の全11製品、そのまま正式版11acに対応

 エレコム株式会社は9日、「11ac Draft」準拠製品としてすでに発売している無線LANルーターなど11製品について、正式版のIEEE 802.11ac規格に対応していることを確認したと発表した。ファームウェアやドライバーのアップデートなど不要で、そのまま11ac正式版の対応製品と接続して通信できるとしている。

 11acは、5GHz帯での無線LAN通信を高速化する規格。これまではドラフト版の段階だったが、すでに「11ac Draft対応」というかたちで各社が製品を投入している。それが7日、米国電気電子学会(IEEE)によって正式規格として11acが承認された。

 今回、エレコムが11acへの正式対応を確認したのは、据え置き型無線LANルーター4製品、ホテルの部屋などでの利用を想定したポータブル無線LANルーター2製品(同一モデルの色違い)、USB無線LANアダプター3製品(うち2製品は同一モデルの色違い)、法人向け無線LANアクセスポイント2製品。具体的な型番は、エレコムのプレスリリースのページを参照。

据え置き型無線LANルーター「WRC-1750GHBK」
ポータブル無線LANルーター「WRH-S583BK」
小型USB無線LANアダプター「WDC-433SU2MBK」

(永沢 茂)