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NEC、11ac対応・867Mbpsで約1万円の無線LANルーター「AtermWF1200P」

 日本電気株式会社(NEC)とNECアクセステクニカ株式会社は、IEEE 802.11ac(11ac)に対応する無線LANルーター「AtermWF1200HP」を1月23日に発売する。オープン価格で、店頭予想価格は1万円前後。2台セットの「イーサネットコンバーターセット」(店頭予想価格2万円前後)、USB子機をセットにした「USBスティックセット」(店頭予想価格1万7000円前後)もあわせて発売する。

AtermWF1200HP

 「AtermWF1200HP」は、11ac対応で理論値最大867Mbpsの通信が可能な無線LANルーター。5GHz帯(11ac/a/n)および2.4GHz帯(11b/g/n)の同時利用に対応する。

 AtermWF1200HPを中継機として使用して、電波が届きにくかった場所でも快適な動画視聴を可能にする「Wi-Fi TVモード」を搭載。子機側の機器が2.4GHz帯にしか対応しない場合でも、親機側とは5GHz帯で、子機側とは2.4GHz帯で通信する「Wi-Fi高速中継機能」を備える。

 本体設定では、NFC対応のスマートフォンなどを付属の「Wi-Fi設定シート」にかざすことで、無線LANの設定やインターネット接続設定を簡単に行える機能を備える。

 有線ポートは100BASE-TX/10BASE-T対応で、WAN側1ポート、LAN側3ポート。本体サイズは約33×97×146mm(突起部除く)。重量は約0.2kg。

(三柳 英樹)