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「マンガボックスインディーズ」開始、一般ユーザーの投稿漫画を原則全公開

 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は28日、漫画アプリ「マンガボックス」iOS版において、一般ユーザーがオリジナル漫画作品を無料で投稿・公開できるサービスを開始した。作品の受付はすでにスタートしており、4月上旬からアプリ内で順次掲載される。

「マンガボックスインディーズ」の利用イメージ

 新サービスの名称は「マンガボックスインディーズ」。一般ユーザーから作品投稿を受け付け、原則としてすべて公開する。閲覧には、300万ダウンロードを超えるという「マンガボックス」アプリを使うため、より多くの読者の目に触れる可能性が高い。作品の投稿は、PC向けの専用サイトから行う。作品のジャンルやページ数は問わない。

 今後は、ユーザー投稿と同時に作品が自動的に掲載されるようになる予定という。ただし、18禁描写や二次創作は禁止されており、その他利用規約に抵触する作品は公開停止などの措置を事後的に行う。

 サービス開始を記念し、DeNA では「マンガボックス インディーズリーグ」を開催する。当初の約2カ月間に投稿された作品を読者評価などに応じてランキング化、1位作品の作者には賞金100万円を進呈する。上位30作品の作者は、「マンガボックス」連載作品の依頼先として検討する。

 なお、「マンガボックスインディーズ」のAndroid版対応は、現在検討中としている。

(森田 秀一)