IPA、学生向け情報セキュリティ合宿の参加者を募集

　独立行政法人情報処理推進機構（IPA）は、「セキュリティ・キャンプ全国大会2014」の参加者募集を5月16日より開始した。情報セキュリティ分野の人材発掘・育成を目的としたイベントで、22歳以下の学生約40名を公募する。開催期間は8月12日から16日までの4泊5日、会場は千葉市の「クロス・ウェーブ幕張」。会場までの移動費や宿泊代などは主催者側が負担する。

　セキュリティ・キャンプは11回目の開催。情報セキュリティへの関心が特に高い学生を集め、専門的な講義を行う。今回は、ウェブ関連技術など、進化が早い技術への対応や、コンピューターの動作原理そのものの考察などをテーマにしている。

　募集部門の1つである「ネットワーク・セキュリティ・クラス」では、応募課題（問題）が埋め込んである特殊ファイルを、応募者側で解析する必要がある。その他の部門でも、応募にあたっては一定のプログラミング能力などが求められるほか、参加動機を元にした選考も行われる。

　募集期間は6月16日17時まで。2015年3月31日時点での年齢が22歳以下の学生・生徒のみ、応募できる。