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PFU、iPhoneがスキャナーになるデスクライト「SnapLite」
(2014/5/21 17:24)
PFUは、iPhoneのカメラとBluetoothを利用し、iPhoneがドキュメントスキャナーになるスタンドライト「SnapLite」(スナップライト)を5月28日に発売する。価格は1万1852円(税抜)、税込では1万2800円になる。同社の直販サイトを中心に販売し、一部雑貨店では店頭販売も行われる。
「SnapLite」(PD-SL01)は、iPhoneを上面に置くとiPhoneがドキュメントスキャナーになるという製品。スタンドライトはLEDライトとレーザーガイドを備えており、十分な光量で撮影(スキャン)できるほか、原稿の撮影可能範囲はレーザーガイドで表示される。紙の原稿以外にも、料理やネイルといった立体的なものも撮影できる。読み取り範囲はA4で、210×297mm。
スタンドライトの基部にはタッチ式のボタンを用意。ボタンを押すと、セットしたiPhoneのカメラで撮影できる。スタンドライトとiPhoneはBluetooth 4.0で接続され、準備はiPhoneでアプリを起動し、スタンドライトの上面に置くだけで完了する。撮影ボタンは、押してから撮影するまでをタイマーとして0秒、0.5秒、1秒、2秒、3秒の間で設定でき、両手が自由になった状態で撮影も行える。
撮影された画像はJPEG形式でカメラロールに保存される。周囲の机の模様を判定して自動で切り抜きや傾き補正が行われるほか、スケッチブックなどの大きな原稿は、左右をそれぞれ撮影して1枚の画像に合成するモードも用意されている。名刺やレシートなどは、複数を一度に撮影でき、それぞれが1枚の画像として保存される。
アプリにはシェアボタンが用意され、撮影した画像をFacebookやTwitterなどに投稿できる。
対応端末はiPhone 5/5s/5c。OSはiOS 6~。「SnapLite」本体とはBluetooth 4.0で接続する。
このほか「SnapLite」には、スタンドライトとして、2700k、5000kの2つの色温度のLEDライトを搭載。アプリを利用して電球色と昼白色の変更や明るさ調整、電源のオン・オフを操作できる。ライトの色の変更、電源のオン・オフは、本体のボタンでも操作できる。本体背面にはiPhoneの充電用として5V 2.1AのUSBポートが用意されている。
本体デザインやユーザーインターフェイス、Webサイトは、クリエイティブユニットのTENTが担当した。
「SnapLite」のアプリに搭載される撮影機能は、自動台形補正、自動傾き補正、自動トリミング、自動マルチトリミング、自動A3合成、自動色味補正。「SnapLite」本体と連携してライティング、レーザーガイドも行う。アプリでは編集機能として、画像の回転やトリミングも行える。
大きさは約75×158×360mm、重さは約650g。LEDの定格寿命は14万2000時間。本体カラーはホワイトのみ。「SnapLite」本体を折りたたむことはできない。