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マイクロソフト、「Surface Pro 3」を日本で発売
(2014/7/17 14:00)
日本マイクロソフト株式会社は17日、Windowsタブレット「Surface Pro 3」を日本で発売した。一般向けには全国の量販店およびオンラインストア「Microsoft Store」で販売、法人向けにはマイクロソフト認定Surfaceリセラー8社および各社の関連会社が販売する。
「Surface Pro 3」は、12インチディスプレイ(2160×1440ドット)を採用したSurfaceの新モデル。前モデルの「Surface Pro 2」よりも画面が大型化したが、厚さは13.5mmから9.1mmと薄くなり、重量も907gから800gと軽量化。背面のキックスタンドは150度まで開くようになり、自由な角度で調整可能となった。
Surfaceでは初めて、Core i7プロセッサー(第4世代)を搭載したモデルもラインナップ。搭載OSはWindows 8.1 Proで、一般向けモデルにはOffice 2013 Home and Business(Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook。商用利用権付き)と、MetaMoJiの手書きノートアプリ「Note Anytime for Surface」がプリインストールされる。
アルミボディのペン「Surface Pen」が付属し、ペン入力や操作にも対応。ペンのボタンを1回ノックすると、本体がロック状態でもOneNoteがすぐに起動し、すぐにノートとして利用できる機能を搭載。ボタンを2回ノックすると画面をキャプチャーして、ノートに貼り付けて他のユーザーと共有できる。
別売のキーボード兼カバー「タイプカバー」も新しくなり、本体の大型化に伴ってキーピッチが広くなるとともに、タッチパッドも大型化。キーボードの上部が折れ曲がるようになり、本体にマグネットで装着する際に角度をつけることができ、膝の上に置いた場合などでも安定して使えるようにした。
無線LANはIEEE 802.11ac/a/b/g/nに対応。バッテリー持続時間は9時間(ウェブ閲覧時)。Bluetooth 4.0、500万画素の1080p対応カメラ(前面+背面)、USB 3.0ポート、microSDカードスロット、Mini DisplayPortなどを搭載する。
一般向けモデルの価格(税別)は、Core i3/メモリ4GB/ストレージ64GBモデルが9万1800円。Core i5/メモリ4GB/ストレージ128GBモデルが11万1800円。Core i5/メモリ8GB/ストレージ256GBモデルが13万9800円。Core i7/メモリ8GB/ストレージ256GBモデルが16万4800円。Core i7/メモリ8GB/ストレージ512GBモデルが20万2800円。Core i3モデルについては、8月発売予定。
法人向けモデルの価格(税別)は、Core i5/メモリ4GB/ストレージ128GBモデルが10万800円。Core i5/メモリ4GB/ストレージ256GBモデルが12万8800円。Core i7/メモリ8GB/ストレージ256GBモデルが15万3800円。Core i7/メモリ8GB/ストレージ512GBモデルが19万1800円。
別売のキーボード兼カバー「タイプカバー」は1万2980円(税別)。カラーはブラック、ブルー、パープル、シアン、レッドの5色(レッドはMicrosoft Storeのみの販売)。