ニュース

コンビニでチャージできるプリペイドデータSIM「COMST T-SIM」

海外8カ国でも販売

 兼松コミュニケーションズは、NTTドコモのネットワークを利用する、プリペイド型のモバイルデータ通信サービス「COMST T-SIM(コムスト ティーシム)」を発売した。直販サイトや全国の店頭で取り扱われる。継続利用する場合は、全国3万店のコンビニエンスストアでチャージできる。

 「COMST T-SIM」は、プリペイド型のモバイルデータ通信サービス。兼松コミュニケーションズがNTTドコモからネットワークを借り受けて提供する、MVNO(仮想移動体通信事業者)型のサービスとなっている。全国のコンビニエンスストア3万店において、コンビニ収納サービス「Smart Pit」を使って24時間365日、いつでもチャージできる。ラインアップは「日額プラン」「1GBプラン」「3GBプラン」の3種類。SIMカードは標準、micro、nanoの3種類となり、購入後、すぐ利用できる。プリペイト型のため、訪日外国人やクレジットカードなどが利用できない若年層のほか、2台目以降のスマートフォンやタブレットでの利用が想定されている。

サービス名販売価格チャージ
日額プラン3980円(31日分含む)2000円/31日間(1日あたり50MB、1日換算で65円)
1GBプラン3980円(1GB分含む)2000円/1GB(最大30日間)
3GBプラン6980円(3GB分含む)5000円/3GB(最大90日間)

 「日額プラン」は、通信量制限が1日50MBまでとなり、利用期間が31日間。パッケージ価格は3980円(SIMカードと31日間分のチャージ含む)が含まれる。継続して利用する場合は31日間2000円という単位でチャージできる。

 「1GBプラン」は、1GBという通信量、あるいは利用開始日から30日間利用できるというもの。パッケージ価格は3980円(SIMカードと2000円分のチャージ含む)。日額プランとの違いは1日あたりの速度制限がないという点で、30日間という有効期限の中で、最大1GBまで利用できる形。継続して利用する場合は、2000円単位のチャージ(1GB分)が可能となっている。

 「3GBプラン」は、3GBまで利用でき、利用開始日から90日間利用できる。パッケージ価格は6980円(SIMカードと5000円分のチャージ含む)。継続利用時は、5000円(3GB分)単位でチャージできる。

 いずれも再チャージは有効期限内に行う必要がある。もし1日~24日までに通信量が上限に達した場合は、同月末日までにチャージする。25日~同月末までに上限に達した場合は翌月末日までが有効期限。

(関口 聖)