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テキストビッグデータ解析で関連銘柄を抽出する検索API、NTT Comが提供

 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は29日、「関連銘柄検索API(仮称)」のトライアル提供を開始したと発表した。現在、投資情報サイト「ストックウェザー.com」上の「関連銘柄検索サービス」として公開中。

 個人投資家がニュースワードや自身が興味のあるキーワードを入力すると、そのキーワードと関連性が高い銘柄(最大で上位50位まで)、それぞれの銘柄の関連度合い、関連度合いが良い影響か悪い影響か(ポジ・ネガ指数)を表示する。投資家自身が関連銘柄として想定していなかった銘柄にも気付くことができ、投資判断の参考情報の1つとして利用できるという。

 NTT Comによると、従来の投資情報サービスは金融工学に基づくアプローチによるテクニカル分析(将来の取引価格の変化を、過去に発生した価格や出来高などの取引実績の時系列パターンから予想・分析しようとする手法)が一般的。

 これに対してNTT Comでは、ニュース記事や企業の決算開示情報などの膨大なテキストビッグデータを解析し、キーワードと関連度が高い多種多様な上場銘柄を瞬時に抽出するエンジンを独自開発した。インターネット上のテキストビッグデータと株価データを組み合わせた、指定キーワードによる銘柄検索サービスは日本初だという。

 対象となる銘柄は、東京証券取引所上場の全3425銘柄(一部、二部、JASDAQ、マザーズなど)。解析元としているデータは、企業決算開示情報(約1万件)、ニュース記事(約26万記事)、ブログ記事(約1.8億記事)、会社四季報データ(全上場企業分)、Wikipedia(全データ)。

(永沢 茂)