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「Rポイントカード」、ミスドやサークルKなど全国1万3300店舗で今日から提供
楽天が展開するリアル店舗での共通ポイントサービス
(2014/10/1 20:25)
楽天株式会社は、リアル店舗での共通ポイントサービス「Rポイントカード」を10月1日0時に提供開始した。同日現在、12社・団体が加盟しており、全国の1万3300以上の店舗で対応する。
「楽天市場」など楽天グループの各種オンラインサービスで提供しているポイントサービス「楽天スーパーポイント」を、コンビニエンスストアや百貨店など加盟企業のリアル店舗に拡大するサービスだ。加盟店舗などでリーフレットとともに配布するプラスチック製のRポイントカードの番号を、楽天会員IDとひも付ける仕組み。登録手続きはユーザーがオンラインで行える。その上で、加盟店での買い物時にRポイントカードを提示すれば支払い額に応じてポイントが付与され、ためたポイントは加盟店や楽天の各種サービスの支払いに1ポイント=1円で充当可能。
Rポイントカードは、プラスチック製のカードのほか、Androidアプリでも提供。スマートフォンの画面に表示されるバーコードをレジで提示することで、プラスチック製カードと同様にサービスを受けられる。iOSアプリも近日中に公開予定だ。
Rポイントカードに対応する店舗は、大丸(14店)、松坂屋(5店)、サークルK(3498店)、サンクス(2827店)、ポプラ(524店)、生活彩家(107店)、スリーエイト(16店)、くらしハウス(8店)、パレットプラザ(351店)、55ステーション(219店)、スタジオパレット(10店)、ミスタードーナツ(1313店)、プロント(202店)、カフェソラーレほか(58店)、ミュゼプラチナム(国内181店)、釧路商店街(200店)。なお、ポイント付与率は加盟店により異なる。
このほか、サービス開始時点ではポイントの付与のみに対応し、支払いへのポイント充当には対応しない店舗・サービスとして、出光サービスステーション(3779店)、タクシーの全国ネットワーク 「得タク」(252社)、日本通運の引っ越しサービス(246店舗)、アリさんマークの引越社(79店舗)がある。
1日には都内でサービス開始セレモニーが開催され、楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長と加盟企業の代表が登壇した。三木谷社長はRポイントカードについて、単にポイントがもらえて、そのポイントを支払いに使えるだけのサービスではないと説明。さまざまな購買データを活用しながら消費者ごとにパーソナライズされた提案を行っていきたいとした。ただし、データの活用にあたっては、プライバシーの侵害にならないよう慎重に進めていくという。