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freee、「クラウド給与計算ソフト freee」正式版を提供開始

 freee株式会社は6日、中小企業向けのクラウド型給与計算ソフト「クラウド給与計算ソフト freee(フリー)」の正式版提供を開始した。

「クラウド給与計算ソフト freee」のホーム画面

 「クラウド給与計算ソフト freee」は、従業員のアカウントを作成し、従業員自身が勤怠情報を入力することで、給与額の計算や給与明細の発行と配布、社会保険や年金などの支払いに関する書類などを1クリックで作成できるサービス。都道府県を選択するだけで保険料率が自動設定され、税率や保険料率の改正にも自動対応する。今後の機能追加では、年末調整機能を11月中にリリースする予定。

 基本料金は月額1980円で、従業員3人まで利用が可能。従業員4人以上の場合は追加1人につき月額300円。お試し期間として1カ月は無料で利用でき、利用登録を行うことでさらに1カ月間無料で利用できる。

 freeeではクラウド型の会計ソフト「クラウド会計ソフト freee」を提供しており、新たに給与計算ソフトの提供も行う。クラウド給与計算ソフトは、2014年5月にベータ版として提供を開始し、既に1万3000を超える事業所が利用。登録事業所の40%が創業1年未満、利用者の80%が経営者で、創業後の給与計算業務の知識のないユーザーから多くの支持を得ているという。

給与明細の画面
給与計算の全体像

(三柳 英樹)