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GMOインターネット、ioDriveを採用したWordPress専用クラウドサービス

 GMOインターネット株式会社は30日、Fusion-ioの高速ストレージ「ioDrive」を採用した、WordPress専用クラウドサービス「GMO WP Cloud」の提供を開始した。

 ioDriveを使用したWordPress専用設計となっており、ウェブサイトやブログの表示速度を向上するオリジナルキャッシュシステムを搭載。本番公開前にウェブサイトの動作や表示を確認できるステージング環境が用意され、本番/ステージングの各環境で個別に複数のSFTPアカウントを発行できる。

 WordPressサイト数や、HDD容量の追加オプションが用意され、複数のWordPressサイトの運営も可能。作成したサイトを簡単に複製できるサイトコピー機能も搭載する。

 高負荷でサーバーがダウンすることを防ぐ機能として、急激にアクセスが増加した際に自動でサーバーをスケールアウトする「オートスケール機能」を搭載。1日1回から任意のタイミングで自動バックアップするバックアップ機能も備える。

 コンテンツスライダー(スライドショー)や、ウェブフォントなど、人気の機能が簡単に使えるオリジナルプラグインを用意。Automatticの統合プラグイン「Jetpack」もプリインストールされる。

 サービス料金(税別)は、初期費用が無料、月額料金が900円。ディスク容量は10GB、WordPress数は1サイト、サイト訪問者数は月3万訪問まで、データ転送量は無制限。オプション料金(税別)は、WordPress数の追加が1サイトにつき月額100円、ディスク容量の追加が10GBにつき月額100円、サイト訪問者数が1000人超過ごとに月額100円。

(三柳 英樹)