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リコー、店舗やバックヤードでの使用に特化した堅牢設計モデルのプリンター

 株式会社リコーは、小売業や飲食店などの店舗やバックヤードでの使用に特化したジェルジェットプリンターの新製品「RICOH SG 3100KE」を2015年1月28日に発売する。市場想定価格は5万円前後。

RICOH SG 3100KE

 限られたスペースの中でスタッフが行き交う店舗やバックヤードなどでの使用を想定し、堅牢性と扱いやすさを追求した製品。2012年1月発売の「IPSiO SG 3100」をベースに、落下などの衝撃が加わっても壊れにくい標準給紙トレイを採用。給紙トレイを強く押し込んでも破損しないように、給紙トレイ奥部の部品は板金処理で固定している。

 また、標準給紙トレイは用紙サイズをA4に固定することで、用紙セットミスによる斜め搬送を低減。無理な給紙を防ぐ過積載防止カバーを搭載することで、重送を物理的に発生しない構造とし、紙詰まりの低減による安定稼動を実現している。

 このほか、ケーブル類を本体底面に収納するためのケーブル収納シートを同梱。本体の各所に「A4専用」「(用紙は)ここまで」といった日本語の表示シールを貼付し、初めてのユーザーが迷わず使えるよう配慮している。

 接続インターフェイスは有線LAN(100BASE-TX/10BASE-T)またはUSB 2.0。連続プリント速度は毎分29枚(A4、フルカラー/モノクロとも)。本体サイズは標準が399×437×213mm(ケーブル収納シート未装着時)、最大が399×796×586mm(マルチ手差しフィーダー・増設トレイ2段装着時)。重量は標準が11.0kg以下、最大が23.3kg以下(マルチ手差しフィーダー・増設トレイ2段装着時)。

(三柳 英樹)