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ブラザー、ビジネス向けインクジェット「PRIVIO」とモノクロレーザー複合機「JUSTIO」新モデル
(2015/1/8 15:37)
ブラザー販売株式会社は、ビジネス向けインクジェットプリンター「PRIVIO」の新モデル3機種と、モノクロレーザー複合機「JUSTIO」の新モデル5機種を発表した。それぞれ1月下旬から順次発売する。
「PRIVIO」の新モデルと店頭予想価格(税別)は、「MFC-J5720CDW」が4万5500円前後、「MFC-J5620CDW」が3万9500円前後、「MFC-J5820DN」が4万5500円前後。
MFC-J5720CDWは、2段給紙トレイを採用した大容量給紙(普通紙500枚まで)モデルで、両面同時スキャンにも対応する。MFC-J5620CDWは、1段トレイで普通紙250枚までの給紙に対応。MFC-J5820DNは、MFC-J5620CDWに電話線接続ボックスとコードレス子機が付属し、無線経由でファックス送受信やプリントアウトが行える。
全機種ともA3プリント/A4スキャンに対応。大容量インクの採用により、A4文書1枚あたりの印刷コストはカラー約6.1円(税別)、モノクロ約1.4円(税別)と、従来機種からランニングコストを低減した。印刷速度はA4カラーで毎分20枚、A4モノクロで毎分22枚。
有線LAN(100BASE-TX/10BASE-T)および無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)に対応し、受信したファックスのデータをブラザーのクラウドサーバー経由でEvernoteやDropbox、Googleドライブといった各種サービスに保存・転送できる「ファクスクラウド転送」機能を新たに搭載。スキャンデータをOffice文書に変換する「スキャン to Office文書」などの機能は従来機を継承する。
「JUSTIO」の新モデルと店頭予想価格(税別)は、「MFC-L2740DW」が4万5500円前後、「MFC-L2720DN」が3万9500円前後、「FAX-L2700DN」が4万5500円前後。ファックス機能非搭載の「DCP-L2540DW」が2万9000円前後、「DCP-L2520D」が2万3000円前後。
DCP-L2520D以外の全機種が有線LANに対応し、MFC-L2740DWとDCP-L2540DWは無線LANにも対応。「Brother iPrint&Scan」「AirPrint」「Googleクラウドプリント」によるスマートフォンやタブレット端末からのダイレクトプリントや無線LAN搭載モデルではWi-Fi Directによる接続にも対応する。
全機種とも印字スピードがA4モノクロで毎分30枚となり、従来機(毎分26枚)から高速化。給紙枚数は全機種とも普通紙250枚まで。