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freebit mobileとTSUTAYA/Tカードを垂直統合、フリービットとCCCがMVNOの合弁会社「トーンモバイル」

 フリービット株式会社は18日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)およびCCCモバイル株式会社との戦略的資本・業務提携を発表した。

 フリービットは、CCCおよびCCCモバイルを割当先とする29億3700万円の第三者割当増資を実施する。増資後の出資比率は、CCCが11.09%、CCCモバイルが2.22%となり、2月18日付けでフリービットの代表取締役会長に退いた石田宏樹氏(15.53%)、同氏に代わってフリービット代表取締役社長に就任した田中伸明氏(11.55%)に次ぐ大株主となる。

 また、フリービットグループのモバイルキャリア事業「freebit mobile」を、フリービットモバイル株式会社に移管した上で、「トーンモバイル株式会社」に商号変更。さらにトーンモバイルは、CCCを割当先とする第三者割当増資を実施し、CCCが51%、フリービットが49%を出資する合弁会社となる。

 トーンモバイルの取締役会長には増田宗昭氏(CCC代表取締役社長兼CEO)、代表取締役社長には石田宏樹氏が就任予定。

 トーンモバイルでは、freebit mobileと、CCCグループが有する「TSUTAYA」「Tカード」「T-SITE」やエンターテインメントコンテンツなどを垂直統合したMVNO事業を展開していく。

 また、フリービットではCCCグループに対し、freebit mobileのフランチャイズプログラムのマスターライセンスを譲渡。freebit mobileのフランチャイズ展開・販売は、CCCモバイルが担当する。

事業者相関図

(山川 晶之)