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「Slashdot Japan」が「スラド」に、「SourceForge.JP」が「OSDN」に名称変更

「米社との事業方向性の乖離が大きくなった」と説明

 OSDN株式会社は8日、テクノロジーニュースメディアの「Slashdot Japan」と、オープンソースソフトウェアの開発・配布サイト「SourceForge.JP」のサイト名称を変更し、5月11日からそれぞれ新ブランド「スラド」「OSDN」として運営を継続していくと発表した。

 Slashdot JapanとSourceForge.JPは、VA Linux Systems Japan株式会社OSDN事業部(現OSDN株式会社)が、米VA Linux SystemsのOSDN部門(現在は米Dice HoldingsのSlashdot Media部門)とのライセンス契約の下で、2001年からサービスを開始した。

 今回のサービス名称変更に至った経緯としては、「全てのオープンソースとITを中心としてテクノロジーを愛するコミュニティに寄り添う」というOSDNの経営方針と、Dice Holdingsとの事業方向性の乖離が大きくなったことによるものと説明している。

 日本側としては新ブランドを掲げて、新たな成長軸へと向かっていくことを決意したとして、今後はこれまでの14年間で培ったノウハウを活かし、新ブランド「スラド」「OSDN」を両軸に事業を発展させていくとしている。

(三柳 英樹)