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キヤノン、高速印刷対応のA3カラー機など「Satera」シリーズ3製品

 キヤノンは、レーザープリンター「Satera」シリーズの新製品として、毎分50枚以上の高速プリントが可能なA3対応カラー機「LBP9950Ci」「LBP9900Ci」を5月15日に発売する。希望小売価格(税別)は、LBP9950Ciが46万8000円、LBP9900Ciが31万8000円。

Satera LBP9950Ci/LBP9900Ci

 提案書や各種帳票などのビジネス文書、チラシや店頭販促(POP)など、一般オフィスや流通・小売業、官公庁などで、高速・大量出力を必要とする業務に向けた製品。

 印刷速度では、A4片面において、LBP9950Ciはシリーズ最速となるカラー毎分51枚/モノクロ毎分55枚、LBP9900Ciはカラー毎分45枚/モノクロ毎分50枚の高速出力を実現。ファーストプリントタイム(1枚目が印刷されるまでの時間)も、カラーで約7秒、モノクロで約4.9秒と高速化した。

 大量出力業務向けに、継続使用200万枚(所定の部品交換とメンテナンスを行った場合)の高耐久設計を実現。印字コストは、大容量トナー/ドラムユニットを採用することで、カラー1枚8.8円/モノクロ1枚2.0円と低ランニングコストを実現した。

 また、A3対応モノクロ機の新製品として、低価格機「LBP8100」を5月21日に発売する。想定価格は5万円前後。従来機種(LBP3500)に比べて、印刷速度が毎分25枚から毎分30枚に高速化し、最大給紙枚数が850枚から2000枚に拡大。従来機ではオプション対応だったネットワーク機能を標準搭載する。

Satera LBP8100

(三柳 英樹)