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スマホ所有者の80.5%が“スマホ依存”自覚、“テキストサム損傷”経験者は5.2%

 MMDLabo株式会社は13日、同社のMMD研究所が行った「スマホ依存に関する調査」の結果を発表した。スマートフォン所有者の8割が“スマホ依存”を自覚していることなどが分かったという。

 調査は、15~59歳のスマートフォン所有者562人を対象に、5月8日・9日にインターネット調査で実施したもの。これによると、「スマートフォンに依存していると思いますか?」との質問に「かなり依存している」と回答した人が28.5%、「やや依存している」が52.0%おり、合計80.5%がスマートフォンに依存していることを自覚しているとの結果に。

 年代別では、20代で86.6%、10代で84.2%に達したほか、最も低い50代でも69.6%に上る。また、特に20代では「かなり依存している」の割合が40.2%で多かった。

 なお、1日のマートフォン接触時間は、30分以上1時間未満(11.9%)、1時間以上2時間未満(22.6%)、2時間以上3時間未満(19.9%)、3時間以上4時間未満(12.5%)、4時間以上5時間未満(10.1%)あたりがボリュームゾーンだが、7時間以上も10.7%あった。

 IT依存症を防ぐためにデジタル機器から一定期間離れる“デジタルデトックス”が自分に必要かどうか聞いた質問では、「必要で実践している」と回答した人が2.8%あった。また、「必要だと思うが実践できていない」は31.7%あり、特に10代(38.6%)、20代(38.4%)で多かった。

 長時間スマートフォンを小指で支え続けるとことで変形してしまう“テキストサム損傷”になったことがある人は5.2%だった。なお、テキストサム損傷についての認知度(「知っている」「名前は聞いたことがあるが意味は分からない」の合計)は50.4%だった。

(永沢 茂)