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「チーバくん」で言うとこの辺り……をGPSで正確に表示、MapFanが千葉県だけで使える専用サービス

 「自分がチーバくんのどこにいるか」を知るため専用のサービス「チーバくんマップ」が公開された。インクリメントP株式会社が18日、千葉県とコラボレーションして作成したと発表した。

 横向きの全身が千葉県のかたちをした同県のマスコットキャラ「チーバくん」。そのイラストがそのままスマートフォン/タブレット向けのウェブ地図になっており、「いまどこ」ボタンをタップすることで、GPSの現在位置に相当する部位に菜の花が咲く。同マップ上での位置情報をメールやTwitterで共有することも可能だ。

 インクリメントPによると、地図で現在位置をプロットするUIはピンを立てるスタイルが一般的だが、チーバくんマップでは、「ピンが体に突き刺さるとチーバくんがかわいそう」という声もあり、千葉県で親しまれている菜の花UIを採用したという。

 なお、チーバくんマップが機能するのは、ユーザーがチーバくん上、すなわち千葉県内にいる場合に限られる。

 チーバくんマップは、観光地のパンフレットや遊園地の園内マップなどのイラストマップを、そのままのデザインでGPS対応のウェブ地図にする「MapFanイラストマップサービス」を用いて作成したもの。縮尺や方角が正確ではないイラストマップ上の各地点が通常の地図でどこに相当するかを対応付ける仕組みだ。チーバくんマップ作成の経緯は、地図サイト「MapFan Web」の記事コンテンツ「へも紀行」でレポートしている。

(永沢 茂)