ニュース

ラック、米フロスト&サリバンの「日本市場マネージド セキュリティー サービス プロバイダー最優秀賞」を受賞

 米大手調査会社のFrost & Sullivan(フロスト&サリバン)は、「2015年 フロスト&サリバンジャパンエクセレンスアワード」において、「2015年 日本市場マネージド セキュリティー サービス プロバイダー最優秀賞」を、株式会社ラックに授与したと発表した。

 フロスト&サリバンは、米国カリフォルニアに本社を置き、IT、エネルギー、宇宙、医療、食品など幅広い分野において、グローバルで市場調査を行っている企業。同賞が日本国内の企業に与えられたのは初となる。

 今回、対象となった事業は、ラックの以下のセキュリティサービス。

  • セキュリティ監視サービス(JSOC:ジェイソック)
  • セキュリティコンサルティングサービス
  • セキュリティアセスメントサービス(診断サービス)
  • セキュリティ事故対応サービス(サイバー救急センター「サイバー119」)

 フロスト&サリバンの受賞理由では評価項目を、1)マーケットシェア、2)売り上げとその成長率、3)成長戦略とその実装、4)プロダクトと技術におけるイノベーション――を挙げている。ラックのマネージドセキュリティーサービスは、日本市場において堅調に業績を伸ばし、マーケットリーダーとなったことが評価され、また、20年以上の経験を通して、日本政府をはじめ、官公庁、民間企業、教育機関からも高い評価を受け、政府機関へのセキュリティアドバイザーとしての役割も担っていることが高く評価された。

 ラックでは、「当社のセキュリティサービス事業が高く評価されたことを光栄に思います。日本は東京オリンピック開催に向け、より巧妙化するサイバー攻撃の対応、加速化する産業のグローバル化、サイバー脅威に対するグローバル対応が求められています。当社はその必然性を認識し、お客様の事業を国内だけではなく広く面で支えるため、本年度より海外事業推進室を設けました。これまで培った知見、経験、セキュリティ人材により、国際刑事警察機構(インターポール)への支援をはじめ海外のお客様にも日本品質のサービスを提供しています。当社は、日々刻々と変化する脅威をいち早く捉え、お客様の事業の安心・安全に貢献してまいります」としている。

(三柳 英樹)