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MS、「MS15-080」の修正パッチを更新、ダウンロードセンターから手動でインストールした場合には再インストールを

 日本マイクロソフト株式会社は24日、8月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)に関するセキュリティ情報「MS15-080」を更新した。8月18日より前に、Microsoftダウンロードセンターから修正パッチをインストールしたユーザーについては、修正パッチを再インストールすることを推奨している。Windows Updateから修正パッチをインストールしている場合には影響はない。

 「MS15-080」は、Microsoft Graphicコンポーネントに関するセキュリティ情報で、8月12日に修正パッチの提供が開始された。このうち、Microsoftダウンロードセンターで提供していた、Windows 7/VistaおよびWindows Server 2008 R2/2008向けの修正パッチ「3078601」が18日に更新された。

 マイクロソフトでは、該当の修正パッチをMicrosoftダウンロードセンターから8月18日より前にダウンロードしてインストールしたユーザーについては、脆弱性に対し十分に保護するために、修正パッチを再インストールすることを推奨するとしている。

 なお、Windows UpdateやWindows Updateカタログ、WSUSから修正パッチをインストールした場合には、追加で何らかの操作を行う必要はないとしている。

(三柳 英樹)