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富士ゼロックス、耐久性向上で90万ページの印刷が可能なA3カラーレーザープリンターなど3機種発表

 富士ゼロックス株式会社は、A3カラーレーザープリンター「DocuPrint C3450 d」「DocuPrint C2450」を10月26日に、A4モノクロレーザー複合機「DocuPrint M260 z」を10月20日に発売すると発表した。価格は、C3450 dが17万8000円(税別)、残りの2機種はオープンプライス。

DocuPrint C3450 d
DocuPrint C2450

 C3450 dは、カラー/モノクロ(A4ヨコ同一原稿片面連続プリント時)ともに毎分32枚、C2450は毎分25枚のプリントが可能。1枚目の出力に要する時間はカラーで9.9秒、モノクロで8.3秒。スリープモードからの立ち上り時間は12秒以下を実現。給紙トレイは、標準トレイが305枚、手差しトレイが190枚の合計495枚。オプションのトレイモジュールを3段増設することで、合計2505枚の給紙が可能。

 プリンター操作をすべて前面から行えるフルフロントアクセス構造を採用。
インターフェイスは、USB 2.0ポート×1と100BASE-TX/10BASE-Tを搭載。また、オプションで、ICカードでの認証が可能なICカードリーダー「IC Card Gate3」のほか、1000BASE-TやIPv6/IPsecに対応したギガビットイーサネットカード、双方向パラレル接続用カードを用意する。

 なお、C3450 dでは、これまで交換不可能だった一部パーツを交換可能にすることで耐久性を向上。従来機(DocuPrint C3350)の1.5倍の90万ページまで印刷可能となった。なお、該当パーツの交換は同社カスタマーエンジニアによる作業が必要で、30万ページごとの交換を推奨している。C2450では60万ページまでの耐久性を実現している。

 本体サイズは、C3450 dが499.5×538(A4用紙時、A3用紙時は606)×422mm(幅×奥行き×高さ)、C2450が499.5×538(A4用紙時、A3用紙時は606)×406mm(幅×奥行き×高さ)。重さ(消耗品含む)はC3450 dが約45.1kg、C2450が約44.0kg。

 M260 zは、6月発売のA4モノクロレーザープリンター「DocuPrint P260 dw」をベースに、プリント、スキャン、FAX、コピー機能を付与したモノクロ複合機。毎分30枚(A4ヨコ同一原稿片面連続プリント時)のプリントが可能なほか、自動両面プリントに対応している。

 また、無線LAN機能を搭載。モバイルデバイスやPCから無線経由でプリントできる「AirPrint」のほか、iOSアプリ「Print Utility for iOS」、Androidアプリ「Print Utility for Android」に対応する。スキャンデータを無線経由でモバイルデバイスに取り込むことも可能。

DocuPrint M260 z

(山川 晶之)