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Twitter、複数のツイートを1つのストーリーにまとめて簡単にウェブサイトに埋め込めるAPI/ツール

 米Twitterは21日、複数のツイートをまとめて編集して1つのコンテンツとしてウェブサイトに埋め込むことができる「Collection API」と、埋め込みを簡略化する「publish.twitter.com」を発表した。

 これまでツイートを埋め込むには、各ツイートのIDをそれぞれ手動で埋め込む必要があったが、Collection APIにより複数のツイートを「Collection ID」として紐付けられるようになった。これにより、複数のツイートの検索、整理、埋め込みをシームレスに行うことができる。埋め込みについては、イメージやビデオを全体表示する格子状の新しい表示オプションが用意される。

 同APIは、TweetDeck、Curator、Spredfast、Dataminr、ScribbleLive、Wayin、Flowicsといったツールでサポートされ、複数のツイートを1つのストーリーに編集できる。作成したストーリーは、埋め込み後でも、Collection APIをサポートするツールから更新可能で、追加の埋め込みコードやウェブサイトの更新は不要としている。

 また、publish.twitter.comは、Twitterのコンテンツをより簡単に埋め込むためのツール。同サイト入力画面でCollection IDを入力すると、作成したストーリーのプレビューが表示され、同時に埋め込み用のコードが発行される。

「Collection ID」を入力すると埋め込みコードを発行する

(山川 晶之)